民進党、有田芳生議員への質問
【最終更新】→7/9テーマ4と質問⑪と⑫を追加。
当ブログをご覧頂きありがとうございます。
民進党の参議院議員、有田芳生氏が6/9発売の週刊文春(6月16日号)に
投稿し掲載された横田夫妻とお孫様方達との写真と紹介記事によって
横田夫妻側と有田議員の主張の食い違いが起きています。
その事について有田議員への疑問と質問を投稿させて頂きます。
合わせて私が投稿したこちらの記事もご参照頂ければと思います。
週刊文春に掲載された横田夫妻ご家族の面会写真と報道について - BEMAYBE2ブログ
質問の前に
横田夫妻は北朝鮮で暮らすお孫様側から写真を「出さないで」と言われており、
その約束を守り横田家からは写真を一枚も何処にも出していなかった。
そして横田夫妻は今もそのお孫様との約束を守り続けており、
写真を「今後も出しません」としている。(救う会HPコメント)
有田議員は横田夫妻のお孫様、ウンギョンさん側から
写真公開の合意の伝達を受けたとしている。(6/9TBS)
しかし、その重要な事は文春の記事に書かれておらず、
横田夫妻もウンギョンさん側からの公開合意の伝達について
「詳細は分からない」とコメント(6/9)しており、
有田議員は未だに伝達について確証足り得る証拠を示していません。
そして週刊文春に掲載された写真は同じ絵が写っている写真であっても、
横田夫妻が今もお孫様との約束と共に大切にされている写真と
有田議員がどこからともなく持ち込んだ写真では別物であるという事。
" 横田夫妻がモンゴルでの面会時にお孫様から
プレゼントされ所有されていた写真"と
" 有田議員がどこからともなく独自に入手し所持していた写真 ”の
2パターンです。
週刊文春にその重要部分の記載が無かった事は問題のはず、
有田議員には
”横田夫妻が現在もお孫様との約束を守り写真を出さないでいる"
という横田夫妻の立場と主張を守る責任があると考えています。
この事を知らない方に少しでも知って頂ける事になれば幸いです。
以下、疑念を抱くきっかけとなった情報源と質問
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「民進党 有田芳生議員への質問」
※「→と◎」部分は私の意見です。
▼テーマ1. 週刊文春へ投稿された写真の所有者の明確化
1. 当事者である横田夫妻が6月8日付けで「救う会」にこのようにコメント。
提出してお願いをしたものではありません。有田氏が持参なさり、
「掲載する写真はこれです」と出されたものです。"
「写真は横田家から1枚も何処にも出していません」横田夫妻から連絡(2016/06/09)
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5423.html
→週刊文春の掲載写真は横田家から出したものではない事が分かる。
2. 文春発売日の6/9の朝、有田議員のツイート
面会写真を初公開!| スクープ速報 - 週刊文春WEB
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6229
写真はウンギョンさんの夫が横田夫妻にプレゼントしたものを
有田芳生が夫妻から提供されたという性格です。 "
有田芳生 @aritayoshifu 6:37 - 2016年6月9日
https://twitter.com/aritayoshifu/status/740659105585467394
→あたかも写真は夫妻から提供されたものというツイート。
→有田議員自身が独自に入手し横田夫妻に持参したもの、
とでも書くべき。誤魔化しすぎ。
3. 週刊文春HP、公開される面会写真についての紹介文
対面の詳細な様子を取材し、面会写真を入手した。有田氏が語る。"
横田滋さん・早紀江さん夫妻と孫娘のウンギョンさんとの面会写真を初公開!2016.06.08 16:01
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6229
→横田夫妻に取材し、横田夫妻から写真を入手した、としか読めない。
4. 6/9発売の週刊文春(6月16日号)巻頭14~15Pの写真掲載ページより抜粋
→横田夫妻が所有する写真を公開、出した、としか取れない説明。
5. 大手メディアの報道。産経掲載、配信元:共同通信
首都ウランバートルの迎賓館で撮影したものの一部。
有田氏は、横田夫妻から写真を託されたとしている。"
横田夫妻とひ孫の写真 有田芳生参院議員が公開、2年前の面会時に撮影 2016.6.9 15:59
http://www.sankei.com/smp/photo/story/news/160609/sty1606090012-s.html
→横田夫妻が所有していた写真を有田氏に託した、としか読めない説明。
上記の5点から横田夫妻と有田議員の主張が相容れない様子が伺える。
その事からの質問。
【質問その①】
・なぜ有田議員は写真は独自入手したものと文春記事に書かなかった?
なぜ有田議員は独自ルートから写真を入手して横田夫妻に持参した事を
文春の記事に掲載しなかったのでしょうか?
→横田夫妻は掲載された写真は「有田氏が持参」とコメント(1)されている。
→上記(2~5)から写真は夫妻が有田議員へ渡したものである、と
読者に誤解を与えてしまう事は必至。
→横田夫妻が写真を提供し公開したかのように印象づけたいのでは?
→記事にウンギョンさん家族から写真公開の同意を得た事を書いていない。
→このままでは写真公開ついて横田夫妻が決断し所持していた写真を
公開したという事になり横田夫妻に責任を背負わせてしまう事になる。
▼テーマ2.写真の入手と公開
1. 2016年6月9日(木) のTBSの報道より (元削除済み)
ウンギョンさんの夫が、公開して構わないと伝えてきたため、
横田さん夫妻と相談し、合意の上で公開した」と話しています。"
横田夫妻と孫の写真公開、おととし3月モンゴルで撮影 2016年6月9日(木) 18時55分(魚拓)
①http://megalodon.jp/2016-0609-1959-36/news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2793117.html
②横田夫妻と孫の写真公開する おととし3月モンゴルで撮影したもの - YouTube
上記TBSのニュースから質問
【質問その②】
・いつ(正確に)写真を入手?
横田夫妻は「横田家から1枚も何処にも出していません」としています。
では有田議員はいつ写真を独自ルートで入手したのですか?
→TBSへの回答から今年春以前に既に所持していたと推測できます。
→今年の春は有田議員は北朝鮮へ渡航されていない。
→仲介者を経ていたとしても北朝鮮側から連絡受け取り後、横田夫妻に相談。
→自らのfacebook 6/11.17:17(リンク)に「選別したのは5月5日」とある。
【質問その③】
・写真を公開する事について、北朝鮮側の合意の確証の有無
写真を公開する事について「ウンギョンさんの夫が、
公開して構わないと伝えてきた」とされていますが、
ウンギョンさん夫ご本人やご家族、または代理人の署名や
北朝鮮政府が公式に認めるような確証足る根拠はあるのですか?
→北朝鮮は写真公開について何も声明を出していない。
→最悪、北朝鮮、ウンギョンさん側から約束を放棄したという
口実を与えかねない。
※横田夫妻は今も写真を出さないとした約束を守り続けています。
→横田家からは写真は出ていない事を公に公表し
お孫様との約束を今も守っているという立場、主張を守るべき。
【質問その④】
・なぜ有田議員は横田夫妻に相談する前に"約束"の存在を知っていた?
横田夫妻は「孫から写真を外に出さないでほしいと約束していました」と
コメントをされている(救う会HP)。
約束があった事は一般的に誰も知る事ができなかったはず、
有田議員はその約束についていつどのように知ったのですか?
→有田議員はウンギョンさん側から写真を公開する事について
「公開して構わない」と伝達を受け、確認を取っている。(1)
その事から出さない約束があった事を事前に知っていたと推測される。
→もし約束を知らずに写真を入手すれば、まずは横田夫妻や
政府や政党、拉致問題解決支援団体に確認、報告するはず。
→約束が元々無ければ横田夫妻の思いからして
面会からの帰国直後に公開なされていたと思われる。
【質問その⑤】
・写真公開のための合意の確認の順序
「ウンギョンさんの夫が、公開して構わないと伝えてきたため、
横田さん夫妻と相談」と有田議員はTBSに対し答えているが、
写真を入手した時に横田夫妻ではなく、先に北朝鮮側の
ウンギョンさん家族に確認を取っていたのは何故ですか?
順序が不自然。
→北朝鮮側家族との電話や連絡そのものが難しい、盗聴など検閲が厳しい。
北朝鮮側からの連絡を待つしか連絡手段が無いとも言われている。
→拉致問題が絡んでおりウンギョンさん家族は北政府が監視、監督していると
思われ直接的な自由意思の伝達は極めて困難。横田めぐみさんの件もある。
→何も知らずに写真を手にいれた場合、連絡手段の無い北朝鮮側家族に
先に連絡するのは極めて不自然。
よって・・・
◎仮に北朝鮮側から伝達を受けたなら北政府当局の関与の可能性が濃厚。
◎仮に北朝鮮政府や当局の監視を抜けて伝達を受けていた場合、
有田議員は情報を漏らしている事になる。なのであり得ない。
◎北当局の関与があった場合での横田夫妻への接触は問題があるのでは。
◎北朝鮮はこの件に関し何も報じていない。
【質問その⑥】
・ウンギョンさん側はなぜ有田氏が写真を持っている事を知っている?
①有田議員はどこからか独自に写真を入手していた。(5/5までに入手済み)
(横田夫妻コメント「有田氏が持参」【テーマ1-1より】)
②有田議員はウンギョンさん側から春に写真公開の合意の伝達を受けている。
③今年の春は有田議員は北朝鮮へ渡航していない。
この3点から考えて北朝鮮側の家族、もしくは北朝鮮サイドは
有田議員(もしくは有田議員の代理人)が写真を持っている事を
知っていた、という事になりますがなぜ北朝鮮サイドが知っているのですか?
→仮に日本国内で写真を北朝鮮とは無関係の者から入手していたとしても
日本にいながら北朝鮮で暮らすウンギョンさん家族からの
意思の伝達を受けているので、北朝鮮は無関係という事はあり得ない。
→6/18追記:北朝鮮政府当局が有田議員が写真を所持している事は
知らなかったと主張しても、北朝鮮側から写真公開許可の伝達を
有田議員に伝え仲介しているのは疑問。北朝鮮政府当局は声明無し。
【質問その⑦】
・北朝鮮側から写真や公開の意思をなぜ有田議員が受け取っているの?
横田夫妻に持参し文春に掲載された写真(複製、写真データ等)の出どころは
ウンギョンさん家族や北朝鮮サイド認知の下で入手したと推測される。※1
なぜ有田議員が写真や公開合意の意思を北朝鮮から受け取ったのですか?
拉致問題に関する事は外交ルートを通じて行うのが筋では。
→本当に公開合意の意思を受けたのか根拠、確証が未だ無し。
→北朝鮮が否定したら横田夫妻に対しどう責任取るのか。
※1:日本にいながら公開許可の意思を受けている事と日本に他に複数セットが
あったとしても、北朝鮮側から公開許可の意思を受けている。
→本来なら北朝鮮は日本政府側や横田夫妻に写真や公開意思を送るのが筋。
写真現物(複製物、データ等)を渡さずとも
横田夫妻も写真を所持しているのですから、「公開してもよい」と
横田夫妻や政府に公式に伝達すれば済んでいたはず。
→秘密裏に北朝鮮側から拉致問題に関する意思や写真を受け取った事は
有田議員が日本政府を出し抜いた、という格好にもなります。
→国内、国際問題になる可能性を議員自身は危惧しなかったのでしょうか?
→北朝鮮側の何らかの意図に関与している可能性が高い。
なぜなら北朝鮮は現状(6/14時点)、正式に声明を出していないから。
有田氏が写真を所持していた事を知りながら黙っている。
▼テーマ3.写真公開の際の横田夫妻、文春・メディア側への説明
1. 2016年6月9日の有田議員のツイートより
ご夫妻と合意のもとで「週刊文春」に記事とともに掲載しました。
原稿も事前にお見せして、いくつかの加筆訂正もふくめて
ご了解いただいたものです。ぜひ原稿をお読みください。"
有田芳生@aritayoshifu
https://twitter.com/aritayoshifu/status/740878857067073537
→記事を投稿される前に横田夫妻に記事を読んでもらい訂正や加筆を行い
了解のもと、としている。
2. 6/9発売の週刊文春6月16日号、巻頭14~15Pの写真掲載の白黒ページより抜粋
→この記事は文春巻頭14~15Pからの一部引用。
問題視されている部分です。
加え特集記事は13~15Pと27~30Pと2つに分かれています。
3. 文春発売日の共同通信 /6/9 10:45の配信より
→写真は横田夫妻が有田議員に渡した、としか読めない。
4. 横田夫妻は週刊文春の発売後の9日のコメントに引き続き
6月10日にも更に「救う会」に以下のコメントを出している。
違っているという事をはっきりさせて頂きたいと思います。"
「有田先生と私達の考えは違っている」孫との面会写真公開に対する横田ご夫妻コメント(2016/06/10)
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5425.html
→写真は横田家から出したものではなく、有田先生が独自に持参し
公開したと主張されているコメント。と読める。
上記のテーマ3の4点から質問
【質問その⑧】
・文春の写真紹介文の横田夫妻への確認作業について
①有田議員は文春に掲載された記事は横田夫妻に確認済みという立場(1)
②横田夫妻は考えが違う、有田先生が独自ルートで公開、と主張。(4)
この意見の相違から考え、文春掲載(巻頭14~15ページ)(2)は
横田夫妻に確認されていない可能性があると推測し質問
2の(文春14.15P)の紹介文も横田夫妻に確認と了解を得たのでしょうか?
→27ページからの有田議員の名前がある特集記事には
写真の出所の記載はない。
→お孫様から「出さないで」と言われていた大切な約束の紹介記事もない。
→連絡する事が困難な北朝鮮で暮らすウンギョンさん家族からの
公開合意の確認を取りながらも記事にしていない。
→本当にウンギョンさん家族からの合意を得たのか根拠を示しておらず、
北朝鮮側も関与している可能性が高いのに北朝鮮は公の声明なし。
【質問その⑨】
・約束があった事について文春やメディア側への説明はしたか?
文春へ写真と記事を投稿される際に、横田夫妻と
ウンギョンさん家族との間には「(写真を)外に出さないでほしい」という
重要な約束事があったが、その事をメディアや文春に伝えていましたか?
→約束があった事は横田夫妻のコメントで公に発覚しました。
→約束について文春やメディアの初期の配信に記載なし(3)。
→重要部である約束が記事にされていないのは不審。
※質問補足
横田家からは何処へも、一枚も出しておりません。"
孫との面会写真公開に対する横田ご夫妻コメント(2016/06/10)
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5425.html
→横田夫妻は一枚も出していない、としているため、有田氏に
出さない理由(約束があった事)を明かしていると推測。
有田議員はウンギョンさん家族に確認を取っているため。(確認の根拠不明)
【質問その⑩】
・発刊前に文春側やメディアへ写真の正確な出所について説明したか
有田議員は公開した写真の所有者は有田議員自身であり、
独自ルートで入手したものである、と文春側やメディア側に
明確に伝えていましたか?
※質問補足
週刊文春やマスコミに公開した9日の後の6月11日 17:17の
有田芳生氏のフェイスブックより引用
それはそのとおりで、有田が持っていた写真を公開した。
それだけのことなのです。"
有田芳生 facebook 6月11日 17:17
https://www.facebook.com/yosihifu.arita/posts/1163622013679748
→発売前文春や初期メディアにこの事を伝えていなかったのでは。
→なぜか大手メディアも写真は有田議員が持参したものだと
大きく報じていない。大問題に発展する恐れからか?
→絵は同じでしょうが、横田夫妻がお孫様との約束と共に所有されている
写真と有田議員がどこからともなく持ち込んだ写真は別物です。
▼テーマ4.横田夫妻の意思とは異なるお孫様と再度の面会の話が浮上
1.6月10日の横田夫妻のコメントより
もう一度ここで誤解なきようにお伝えしたいことがあります。
北朝鮮からウンギョンさんを日本に呼ぶという話が繰り返し出ていますが、
私たちにとってはびっくりするだけです。
もしそう言われたとしても、そういう事は致しません。"
(中略)
" これは、繰り返し申し上げていることであり、
今回、孫の写真を独自ルートで公開された有田先生と私達の考えは
違っているという事をはっきりさせて頂きたいと思います。"
「有田先生と私達の考えは違っている」孫との面会写真公開に対する横田ご夫妻コメント(2016/06/10)
→横田夫妻に対しお孫様のウンギョンさんを
日本に呼ぶという話がどこからか出てきている。
→横田夫妻はそういった話には応じないとしている。
他の被害者の方々の事も含め、拉致問題全体の解決を望んでいるため。
→横田夫妻「有田先生と私達の考えは違っている。」
2.横田夫妻の9/17(2015年)会見での発言全文より
会いに行くということがあるんですかと、マスコミの方から
何度も電話をかけてこられるんですね。私は本当に不思議で、
どこからそういう情報が出ているんですかと聞くと、どこっていうことは
分かりませんけど、みんなそういうふうに思っています、という
お電話を頂いてびっくりしているわけです。"
横田夫妻の9/17会見での発言全文(2016/06/13)
→マスコミ側から何故かウンギョンさんとの再度の面会の問い合わせ。
→問いただすと「思っています」といった適当な返事で誤魔化されている。
※ソースも明かさず横田夫妻のお気持ちを逆撫でするゲスなマスゴミ
→マスコミにお孫様との再度の面会があるという情報を流し
横田夫妻を困らせているクズ人間がいる。
3.6/22東京連続集会91に出席された横田早紀江さんのコメントより
あの時に孫の顔を見せていただかなかったら、
今年はもうお父さんの身体もだいぶ弱っていますし、
飛行機に乗るようなこともできない状況で、
会わせていただいたことに本当に感謝しています。
私は、孫に関しては、「もう思い残すことはありません」と思っていますが、
有田さんなんかは、「また会えるようになる方が人道的ではないか」と
お話をされます。私たちは、拉致問題が解決すれば、
どの方の孫もひ孫も向こうにいらっしゃるわけですから、
皆が一緒に会えるのが本筋であって、私たちだけがまたどこかで
会いましょうとか、こうしましょうというようなことは
一切考えておりません。拉致問題の解決がまず大事なことですと
言っているんですが、記事なんかを読むと、ちょっと趣旨がおかしいなと
思ったものですから、このようなきちんとした形で
公表させていただきました。"
今ここまで言える日本人拉致の全体像-東京連続集会91報告1(2016/06/23)
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5435.html
孫に関しては「思い残すことはありません」、被害者が祖国に帰ることが大事
横田早紀江(横田めぐみさん母)(YOUTUBE)
→有田議員はお孫様との再度の面会を促すような言葉をかけている。
→横田さんの意思は拉致問題の解決であり、他の被害者の方も含めた
解決を訴えている。
→もちろんお孫様とも会いたいお気持ちはあるが、
娘様との再会と拉致問題全体の解決のためにと
心をお決めになられている事が伺える。
4. 6/9発売の文春に有田議員が投稿した記事(30P)より抜粋
「もう一度第三国でお会いになるつもりはありませんか」と訊ねた。
咲江さんは滋さんの顔を見ながらこう言った。
「身体がもう許さないですよ」。
めぐみさんの問題が解決していない以上、平壌にいくことはない。
第三国での再会もない。ならば選択肢は一つしかない。
「情況が許せば日本に来てもうらうしかないですね」
そう伝えると早紀江さんは言った。
「いまでも会いたい気持ちは強いですよ。
でもわたしたちだけがいい思いをするわけにはいかないんですよ。
ほかの被害者の方々もいらっしゃるでしょ」
※週刊文春6月16日号(6/9発売)30ページより
→有田議員は再度のお孫様との面会を横田夫妻に提案している。
→記事において横田滋さんの体調を理由に選択肢は一つしかないとして
日本での再度の面会を横田夫妻に提案している。
→横田夫妻の意思は他の被害者の方々も含めた解決。
5.有田議員の6/13のFacebookより
編集部に最終的に原稿を渡したのは、ちょうど1週間前の6月6日。
その前に横田夫妻と直接お会いして原稿をチェックしていただきました。
これからのウンギョンさんとの再会について
「わたしたちだけがいい思いをするするわけにはいかない」
という趣旨のコメントが最後にあります。
お二人の気持ちとしてコメント冒頭部分に加筆したのが
「いまでも会いたいと強く思います」という文章でした
(いま週刊誌が手元にないので、正確な引用ではありません)。
これが重要な本音なのです。14年前からの思いだということを、
ただただ政治的主張を突出させるみなさんにはかみしめていただきたい。
→「いまでも会いたいと強く思います」と横田夫妻の
"重要な本音"として強調。
→お孫様と会いたいの気持ちがあるのは当たり前。
1.2.3.の横田さんのコメント(特に2のリンク先の9/17の全文)から
他の被害者の方々を含めた拉致問題全体の解決を最優先に
訴えているのであって有田議員との考えとは異なっている。
※他の多くの拉致被害者他の方々の幸せを思う揺ぎ無い決意と思いだと思います。
マスコミはこうした心境を汲んだ配慮と支援をしてほしい。
【質問その⑪】
横田夫妻の意思とは異なる"日本で面会する事の提案"を
公にし横田夫妻にも促したのは何故ですか?
週刊文春の記事全体での有田議員の主張や
日本で面会する話を横田夫妻にした事、
6/13のFBにおいて横田夫妻の"お孫様に会いたい気持ち"を代弁し、
重要な本音として念を押すように強調している事から
有田議員は日本での再度の面会を実現したい意図があるように伺える。
しかし、横田夫妻は去年9/17のコメントや今年6月のコメント、
集会での会見においてもお孫様との面会はしないとしている。
なぜ横田夫妻の意思とは異なる"日本で面会する事の提案"を
わざわざ文春で公にし、横田夫妻にも促していたのでしょうか?
→横田夫妻は拉致問題解決を最優先とする意思であり
お孫様との面会はしないとしている。
→有田議員は第三国や日本での面会を横田夫妻に促している。
→文春において消息がわかっている家族の交流という人道的課題を
解決するべきという主張をしている。(←限定的だと思います)
→北朝鮮やその他どこかにそういった思惑がある可能性。
【質問その⑫】
再度の面会において北朝鮮が制裁解除要求をしてきた場合の対処。
仮に有田議員の希望どうりに日本、もしくは第三国での再度の面会が
実現した場合、北朝鮮は経済制裁の解除といった要求をしてきた場合、
どうすべきとお考えですか?
→北朝鮮は現在まで制裁解除する毎に核やミサイル実験を行い、
再び制裁といった事を繰り返し、時間を稼ぎながら
長距離ミサイルや核弾頭ミサイル開発を発展させ続け
周辺国やアメリカにまで脅威を与えようとしている。
以上、有田芳生議員への質問になります。
横田ご夫妻の立場と主張が守られるよう、ご対応願いたく思います。
写真の公開について否定している訳ではありません。
文春へ投稿され公開された写真は有田議員が持参したものであり、
有田議員の責任で公開したものであるという事を
明確にして頂ければと思います。
自身の主張のために横田ご夫妻に責任を被せ
リスクを背負わせる事はしてはならないものと考えます。
※質問への回答や当方の誤解、情報の更新、誤字脱字、
ご意見、ご指摘等があれば追記・修正していきます。
-----------------------------更新履歴--------------------------------
7/9質問⑪と⑫を追加。
6/18質問⑥に意見追加。
6/17:質問⑩に意見追加。誤字脱字修正、デザイン修正しました。
質問⑨⑩の質問文を修正しました。(質問の意味は同じです)
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2016/6/16